夏のボーナスが23年振りに…

なんだか景気の良いニュースが入ってきました。
なんでも、今年の夏のボーナスが1991年以来の伸び率だったということで、景気は本当に回復しているかも…と淡い期待を抱いてしまうようなものです。

でも、ボーナスといったって中小企業では出ないところもたくさんありますし、アベノミクスで恩恵を受けたのは大企業ばかりだということを考慮すると、このボーナスも結局は大企業の数字がかなりの割合を占めている訳で、そう考えると一部の人しか景気が良くないのかも…と思ってしまいます。

円相場は今も下落を続けていまして、円が安くなればなるほど海外で日本製品が安くなる訳ですから当然売れますよね。そうなれば、その製品に関わっている企業は儲かる訳ですが、円が安くなることにより売り上げが減ってしまう企業もある訳です。そんな会社のボーナスが上がるはずもなく、結局は単なるメディア操作なのかもしれません。こういうニュースを見ると世の中は景気が上向いてるんだ…と少なからず財布の紐が緩む方も多くなると思いますからね。

お金を使うということは経済にとって非常に良いことですが、一部の人だけが恩恵を受けているものを日本全体が恩恵を受けているように見せるのは如何なものでしょうね。

ここ20年くらいの日本経済はやっぱり衰退していて、たまに景気が上がったなんてニュースを見ますけど、地方で働いている人にとってはやっぱり生活は厳しいままです。

日本にとっての本当の意味での景気回復は、やっぱり為替に関係なく日本製品が売れ、そして多くの観光客が日本を訪れ、雇用も安定し、年金などの将来も安心して暮らせることなのではないでしょうか。今回のような23年振りにボーナスがどうのこうのということがニュースになっている事自体、景気が本当の意味で上向いていない証拠なのかもしれませんね。